2011年12月 4日 (日)

Google Maps API が有料化へ

昨日、Google Maps API を使用して複数の住所を地図上にプロットするサービスの紹介をしましたが、今日はその基となるGoogle Maps APIについてのお話です。

Google Maps APIとは、自分のサイトに地図を掲載することができる仕組みです。

通常であれば非常に高価な地図表示が無料で行え、それをどんなサイトでも、使いやすく多彩な表現のできる世界中の地図を自らのページに組み込むことができます。

ただ、いくつかのデメリットはあります。

まず、表示された地図の左下にGoogleのロゴ、右下に地図のクレジット表記が入ります。

それと他の地図に比べると詳細が一段階くらい少なくなっています。

まぁ、そんな条件はあるにしても、とても使いやすく便利の良いモノであることにかわりはないでしょう。

009kurushimi ただ、このGoogle Maps APIが来年早々(2012年1月1日より)一部有料化される見通しとなっています。

これは1日に2万5000回以上APIにアクセスする場合は課金されるようになります。

価格についてはまだ詳しく発表されていませんが、噂では2万5000回を超える場合は1000回につき4ドル(約312円)程度になるのではないかとのことです。

また、1日に2万5000回を超えてアクセスをするのはユーザー全体のほんの0.35%くらいだということです。

となると、ほとんどの人はまだまだこの地図サービスを無料で使用し続けることができるとは思いますが、昨日紹介したサービスなどもどうなるかは判りませんね。

ということで、必要な住所地図は今年中に作って置いた方が無難かもしれません。

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2011年12月 3日 (土)

複数の住所をひとつの地図上に!!

20111203 昨日のセミナーで2次医療圏データベースと一緒に紹介があったのが、Google Maps APIを使って、複数の住所をひとつの地図上にプロットする実現するサービスです。

http://www.sanadas.net/address2gmaps_index.php

これは使い方に合わせて2タイプの方法が選べます。

ひとつ目は住所リスト(テキストファイル)をアップロードするタイプです。

住所リスト(1行1住所)を作成してしてアップロードして利用するものです。

アップロード後に表示されたURLは一定期間アクセス可能なので、繰り返し地図を確認したい場合などに便利です。

ふたつ目が、住所リストのアップロードが不要なテキスト書き込みタイプです。

テキストエリアに入力して気軽に利用できますが、サーバー上にデータは残らないのでその地図を繰り返し利用することはできません。

どちらかと言えば、前者の方が利用度が高いですね。

いろいろな住所リストを作成し、自分なりのGoogle Mapを作って利用するもの面白いですね。

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2011年12月 2日 (金)

2次医療圏データベース

今日は広島で開催された日本DPC協議会主催の「高橋泰教授のDPCハウツウ塾」を聴講してきました。

内容は、国際医療福祉大学大学院教授の高橋泰先生の「2次医療圏データベースから見えてくること-日本の介護・医療の提供レベルの現状と将来予測、その対策-」というものでした。

その中で、全国の2次医療圏の病院名、人口、面積、医師数、DPC対象病院数などの統計情報を利用できるサービスの紹介がありました。

僕は以前から利用していたツールですが、ここで改めて紹介しておきます。

20111207_2 これは医療情報サービスの株式会社ウェルネスのホームページからダウンロードできるサービスで、2次医療圏データベースと言い、無償で提供されています。

URLは、http://www.wellness.co.jp/siteoperation/msd/で、ここからファイルをダウンロードして使用します。

このシステムは、ウェルネスと高橋泰先生[国際医療福祉大学教授(大学院・医療経営管理分野)]、それに石川雅俊先生(国際医療福祉大学大学院博士課程)が共同で開発されたものだそうです。

もともとこの統計情報のダウンロード・サービスは行政(医療圏の見直し等)、研究、教育等における利用を意図されており、ほぼ無制限で利用することができます。

ここでは、日本地図を全国の2次医療圏毎に分割し、2次医療圏毎に色塗りができるツールを開発され、視覚的に医療圏を分析することができるようにしてあります。

基礎データ、統計情報、地図ツールなどはMicrosoft社のExcel形式で提供されており、Excelのマクロを利用して作成されています。

2次医療圏全体での人口の推移や2次医療圏内の病院情報もあり、とても使い勝手の良いツールだと思います。

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2011年10月11日 (火)

SWOT分析

企業などを取り巻く内部環境や外部環境の変化は、その企業存続の脅威となったり、ビジネス拡大の機会になったりします。

そのため、内部環境に起因する「強み (Strengths)」や「弱み (Weaknesses)」、外部環境の変化に起因する「機会 (Opportunity)」や「脅威 (Threat)」の4つをリストアップして、今後の自社の方針作りに役立てるための分析方法をSWOT分析と言います。
20111012
強み(S)弱み(W)は、自社の商品力、コスト体質、販売力、技術力、評判やブランド、財務、人材、意思決定力などの有形・無形の経営資源について検討し、それらが競合他社より優れているか、劣っているかで分類して導いていきます。

機会(O)脅威(T)は、組織が目的を達成するうえで影響を受ける可能性のあるマクロ要因(政治・経済、社会情勢、技術進展、法的規制など)とミクロ要因(市場規模・成長性、顧客の価値観、価格の傾向、競合他社、協力会社など)を列挙し、促進要因と阻害要因に分けることで導き出します。

SWOT分析においてどのような項目をいくつ取り上げるかは、特に統一的な基準があるわけではありません。

その上、強み/弱み、機会/脅威は相対的なものであり、外部環境の変化によって強みが弱みに転じたり、分析者の解釈によって機会だったものが脅威になったり、ということがあり得ます。

このようにSWOT分析は主観的な裁量にゆだねられる部分が大きいため、需要や利益率の予測といった詳細・精密な分析には不向きです。

そのため、結果よりも、過程に意味のある戦略立案手法といえますので、これを実際にやってみること自体が意義があると思います。

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2011年10月10日 (月)

BSC(Balanced Scorecard) = バランス・スコアカード

001gimon バランス・スコアカード(または「バランスト・スコアカード」)は、戦略経営のためのマネジメントシステムです。

バランス・スコアカードとはビジョンと戦略を明確にすることで、財務数値に表される業績だけではなく、財務以外の経営状況や経営品質から経営を評価し、バランスのとれた業績の評価を行うための手法です。

バランス・スコアカード
を導入することで企業ビジョンの実現・目標の達成を目指し、財務の視点、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点の4つの視点から戦略を立てます。

その戦略を重要成功要因→業績評価指標→アクションプランと現場の業務(所属単位や個人単位)まで反映させることで、従業員は日々の業務がどのように目標達成に影響するのかを意識でき、経営陣は視覚的、実質的に目標達成までの道のりを管理することができます。

バランス・スコアカードを利用することで戦略の遂行状況を測りながら、企業の組織力・成長力・競争力を強化し成功へと導くことができます。

バランス・スコアシートの流れとしては、
(1)ビジョンと戦略の設定
(2)戦略目標の設定と戦略マップの作成
(3)重要成功要因の設定
(4)業績評価指標の設定(KPI(Key Performance Indicators))
(5)数値(ターゲット)の設定
(6)戦略プログラムもしくはアクションプランの策定
となります。

と、書くのは比較的簡単ですが、実際に活用するとなると、なかなか大変です。

まぁ、それでも慣れてくると、いろいろと新しいことが見えてくので、試しにやってみても損は無いと思います。

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2011年10月 9日 (日)

「プレゼンの”ネタ”」→「プレゼンの”ネタ”と”ツール”」

まず、カテゴリー「プレゼンの”ネタ”」として書いてきたものの一覧です。
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2011年 8月 6日 (土) プレゼンのネタ(1)GIS(地理情報システム)
2011年 8月 7日 (日) プレゼンのネタ(2)DPC(診断群分類)
2011年 8月11日 (木) プレゼンのネタ(3)地域メッシュ統計
2011年 8月12日 (金) プレゼンのネタ(4)人口推計(コーホート要因法)
2011年 9月 5日 (月) GIS用データのダウンロード・サービス
2011年 9月 7日 (水) 日本の東西南北端点の経度と緯度
2011年 9月10日 (土) 地理情報分析支援システム”MANDARA”
2011年 9月11日 (日) マップ作成・閲覧フリーソフト”SuperMap Viewer”
2011年 9月12日 (月) FOSS4G地理情報システム”Quantum GIS”
2011年10月 8日 (土) インメモリ型次世代BIプラットフォーム”QlikView”
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002kiduki_3 最初は、僕自身の学会発表の元ネタという意味で「プレゼンの”ネタ”」として書き始めました。

その後は、このネタに関連する事柄などを書いてきましたが、GISツールの話辺りから、どうもこのカテゴリー名では今ひとつの感じがしてきました。

ということで、いろいろと考えた結果、カテゴリー名を「プレゼンの”ネタ”と”ツール”」に変更することにしました。

これからは、プレゼン…というか分析とか研究とかの”ネタ”だけではなく、その分析などを進めて行くための道具類(ツール)などについても、広く書いていこうと思います。

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2011年10月 8日 (土)

インメモリ型次世代BIプラットフォーム”QlikView”

BIというのは、Business Intelligence = ビジネスインテリジェンスの略です。

これは業務システムなどから蓄積される企業内の膨大なデータを、蓄積・分析・加工して、企業の意思決定に活用しようとする手法です。

データの分析を専門家に依存せず、経営者や社員が必要な情報を自在に分析し、経営計画や企業戦略などに活用することを目指しています。

20110908 QlikView は、この分析に用いるソフトウェアのひとつで、異なるソースからデータを取得して取り込むことを可能にするものです。

プログラムに読み込まれると、データは分かりやすく作業しやすい方法で表示されます。
データベースや検索ルーチンに関する知識がなくても、QlikView で選択を行うことができます。

知りたいと思う項目をクリックするだけです。クックされた項目が緑色になり、プログラムは選択項目に関連付けられた項目すべてを即時に表示します。

データの概要をより的確に表現するために、図や表を作成できます。図や表を印刷したり、ほかのプログラムへのエクスポートが可能です。

QlikView の製品版は、25ライセンスで数百万円が必要となるとされています。

ただ、この QlikView にはすべての QlikView 機能を利用でき無料のパーソナル エディションがあり、これは QlikView のホームページからダウンロードすることができます。

これは他のユーザーが作成した QlikView ドキュメントを開くことはできませんが、個人が分析を行うときには、非常に有用なツールとなります。

最初にBIプラットホームとは書きましたが、ビジネスに限らず、いろいろな分野で使用することで、いままでは気がつかなかった新しい発見があると思います。

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2011年9月12日 (月)

FOSS4G地理情報システム”Quantum GIS”

20110912a ”Quantum GIS”は既にご紹介した地理情報分析支援システム”MANDARA”マップ作成・閲覧フリーソフト”SuperMap Viewer”と同じく、フリーウェアの地理情報システムです。

このソフトウェアの特徴には、
 ・ソースコードが開示されていて無料で利用できる
 ・改造してもいい
 ・マルチプラットフォーム(Win、Mac,Linux)
 ・国際化されている
 ・プラグインによる機能拡張(多くのプラグインの存在)
 ・多様な形式のデータが利用可能
 ・コミュニティによる情報交換、サポート
などがあります。

また、Qauntum GISはFOSS4G(Free and Open Source Software for Geospatial) と呼ばれるソフトウェアの一つで、自由に入手,改良,再配布ができます。

つまり,使ってて気に入ったら他人にコピーを渡してもいいし、機能が足りないと思ったら、自分で改造してもいいというソフトウェアです。

ということで、元は英文ですが、日本語に訳された「Quantum GIS User Guide」もあります。

このソフトウェアも使ったことはありませんが、使い方の実例を聞いたことがあり、使えそうなソフトウェアだな、という印象を受けました。

これも一度使ってみようかなぁ…

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2011年9月11日 (日)

マップ作成・閲覧フリーソフト”SuperMap Viewer”

20110911b GIS用のソフトウェアを探していた時に、地理情報分析支援システム”MANDARA”の次に見つけたのが、マップ作成・閲覧フリーソフト”SuperMap Viewer”です。

このフリーソフトウェアは、元々の製品版であるSuperMapのデータの表示・閲覧に加え、スタイルを変更して自分流のマップを作成、保存したり、地図データを解析したりするなど、地図データを自在に扱えるようにしたものだそうです。

基本的な機能としては、国土地理院発行数値地図などの地図データを読み込んでマップを作成でき、さらに、線の太さ、面の色、文字の大きさなどのスタイルを変更し、保存できるようです。

また、他社のGIS製品のデータやCADデータなどを読み込んでマップを表示したり、マップのスタイルを変更して、保存できるそうです。

更に、いろいろな解析機能があり、それを使って、例えば、「道路を幅xxメートルに拡幅する時、移転が必要になる建物はどれか?」「それぞれの店舗から一番近い広域避難所はどこか?」といった情報を、マップの上に表示できるそうです。

うーん、これも使えそうなソフトですし、テキスト本も出ているようですが、アレもコレもというわけにも行きませんので、まずは地理情報分析支援システム”MANDARA”をもう少し勉強してからですね。

それにしても、高価なGISソフトを買わなくても、フリーソフトでいろいろできそうですね。

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2011年9月10日 (土)

地理情報分析支援システム”MANDARA”

今日はGIS(地理情報システム)で利用するソフトウェアのお話です。

ひとくちにGISと言っても、それで利用されるデータも表現される内容も様々です。

また、それに利用されているソフトウェアも高価なものから無料のものまでいろいろなものがあります。

実際、僕も地理情報の処理にはいくつかのソフトウェアを使用しています。

9月5日に紹介した”位置参照情報(大字・町丁目レベル)”のデータ処理と表示(視覚化)には Microsoft Excel を、大量の元データの集計には Microsoft Access を利用しています。

20110910a 最近、もう少し豊かな地図表現ができないかと、ネットを探していると、

地理情報分析支援システム”MANDARA”

というフリーソフトウェアのを見つけました。

このソフトウェアには、
 ・エクセル等の表計算ソフト上の地域統計データを地図化することに適している。
 ・中学生から教員・企業・研究者まで、幅広いユーザー層を持っている。
 ・地図を使って分析を行うさまざまな分野で利用されている。
 ・地図データについては、全国の市町村別の地図データが付属しているほか、白地図画像から自分で地図データを作成したり、シェープファイルや各種数値地図、国土数値情報からデータを取得することもできる。
 ・データの表示には、塗りつぶしや記号、グラフ、等値線など多様な表現方法が用意されており、誰でも簡単に統計地図を描くことができる。
などの特徴があり、結構使えそうな印象を受けました。

ということで、さっそくネットでマニュアル本を手に入れて読み始めたところですが、なかなか奥が深そうです。

うーん、使いこなせるのかなぁ…

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